南大門の放火事件

南大門市場とは、ソウルのほぼ中心で開かれる韓国最大の総合市場のことだ。南大門市場では、約1700種、11000軒もの店舗が軒を並べており、衣類やアクセサリー、子ども向けおもちゃ、生花、高麗人参などの漢方、食料品、食器、革製品、メガネ、韓国の伝統商品などあらゆる商品を扱っている。
漢城と呼ばれた城砦壁都市であったころのソウルには、門が4ヶ所あったが、最も規模が大きいのが南大門だった。一般的な懸板とは違い懸板が縦で書いてあったが、これは火気を阻むため、風水地理的に考えられてのことだ。正式には崇礼門というが、愛称の南大門の名で呼ばれることが多い。
ソウルのシンボルであった南大門の消失は、ソウル市民だけでなく、韓国全土に大きな衝撃を与えたようだ。南大門の跡地では、白い菊や百合を手向ける人々が現在も後を絶たないという。韓国の東亜日報では「子孫に顔向けできない」という記事が掲載されるなど、大変な問題になっている。

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